春高2回戦の結果

鹿児島南 2-0 誠英
福井工大福井 2-0 延岡学園
八王子実践 2-0 奈良文化
日本航空 2-1 岐阜済美
京都橘 2-0 九州文化学園
金沢商 2-1 文京学院大
東九州龍谷 2-0 青森西
鎮西 2-1 東京都市大塩尻
盛岡誠桜 2-0 大成女
市立橘 2-1 長岡商
下北沢成徳 2-0 郡山女大附
古川学園 2-0 近江兄弟社
就実 2-0 福岡工大城東
金蘭会 2-0 細田学園
富士見 2-1 市立沼田
佐賀清和 2-1 高松南

 女子の日本航空は、昨春に就任した葛和監督の64歳の誕生日に白星をプレゼントした。第1セットを26-28で落としながら粘り勝ちし、かつて女子日本代表を率いた同監督は「ほっとした。立ち上がりが悪すぎたが、よく盛り返した」と淡々。主将の上島は「すごくいい贈り物になったと思う」と喜んだ。
 ただ、試合終了直後に葛和監督は選手を引き締めた。「声の掛け合いすらできていない。問題が多すぎた」と貪欲だった。

 下北沢成徳高校総体、国体と合わせた3冠へ向け、好発進した。主将でエースの石川を中心に隙のない戦いぶりで郡山女大付を寄せ付けなかった。前回は準決勝で敗れて大会3連覇を阻まれており、石川は「去年の悔しさもある。高校3年間の集大成として最後を締めくくりたい」と語った。
 男子日本代表の祐希を兄に持つ石川。「ミスもあったが、しっかりコースに打てた。これから苦しい場面もたくさんあると思うので、そこで決めきりたい」と頂点を目指し、気を引き締めた。