春高1回戦の結果

共栄学園 2-0 盛岡誠桜
東九州龍谷 2-1 東京都市大塩尻
九州文化学園 2-0 横浜隼人
福井工大福井 2-0 細田学園
宮崎日大 2-0 奈良女
豊川 2-0 明徳義塾
高岡商 2-0 米沢中央
佐賀学園 2-0 富岡東
鹿児島実 2-0 旭川
進徳女 2-0 三浦学苑
誠英 2-0 首里
山東 2-0 富士見
文京学院大 2-1 郡山女大附
宇都宮中央女・宇都宮中央 2-0 秋田令和
京都橘 2-0 安来
日本航空 2-0 福岡工大城東
城南学園 2-1 敬愛学園
新潟中央 2-1 日本ウェルネス
氷上 2-1 岐阜第一
熊本信愛女学院 2-0 近江兄弟社

 全日本バレーボール高等学校選手権大会第1日(4日、東京体育館)女子で4年連続27度目の出場となる共栄学園(東京)は、盛岡誠桜(岩手)を2-0のストレートで下し、2回戦に進んだ。バレーボール女子で2012年ロンドン五輪銅メダルの大友愛さん(40)の長女で、共栄学園1年の秋本美空(みく)が堂々の春高デビューを飾った。
 身長183センチ、最高到達点300センチの高さを生かしたスパイクで得点を量産。ブロックや好レシーブでもチームを救い、「強いチームと戦えて楽しい。自分の得点でなくても、点が入るとうれしい」と声を弾ませた。
 開智(和歌山)と対戦する5日の2回戦に向けては「一つ一つのプレーを丁寧に。気持ちを込めて打ちたいと思います」と闘志を燃やした。

 「ジャパネット杯春の高校バレー 第75回全日本バレーボール高等学校選手権大会」は4日、東京体育館(東京都渋谷区)で開幕し、男女各1回戦が行われた。東京都代表の女子・文京学院大女は郡山女大付(福島)にフルセットの末、逆転で大接戦を制し、初戦を突破した。
 2年ぶり13度目の出場となった文京学院大女は、一進一退の接戦を制した。
 第1セット、リベロの川崎が懸命にボールを拾う。これに応えるように田中が得意の速攻を決め、25-21と好スタートを切る。
 第2セットは相手の粘り強さを前にスパイクが決めきれずに落とす。
 勝負の最終セットは中盤から相手に大量得点を奪われリードを許す展開。「負けたくない」と気持ちを切り替えたエースの諸田亜は諦めずにスパイクを放ち続け、ジュースにもつれながらも、26-24で勝利をつかんだ。
 田中と諸田亜は「課題が残った」と試合を振り返りながら、次戦へ向けて「目の前のボールを必ず決めて笑ってプレーしたい」と口をそろえた。
 文京学院大女・天野嘉之監督「諦めず最後まで戦ってくれたので逆転できた。最後は諸田亜美が意地を見せてくれてよかった」