・青い炎の意味する処 僕らの達するべき処 炉火純青の術を今 燃やしてみようか 富田麻帆

・一点の曇りも無い鏡微動だにしない水のよう いつも心は明鏡止水 ただまっすぐに 仲村瑠璃亜

・吹き抜ける風の速さに 雷さえも容赦なく ついて来れるか? 疾風迅雷 長谷川桃

・雲がわき上がり 龍が舞い上がるその様は 雲蒸龍変と呼ぶがごとく 今 姿を現した 赤坂さなえ

・山を小脇に抱えながら 海を飛び越える そんなの無理 不可能を可能にする気迫 峡山超海 五十嵐結花

・幾筋もの輝く光 目も開けられないほどに 光彩陸離と言われるまでの 美を放つ時 五十嵐りさ

・草に隠れた虎がいた 獲物を狙っているだけで いつか必ず現れる 猛虎伏草 名前は鷹

・暗い柳の通り道 花は明るく咲き乱れ 止まったときすら解き放つ 柳暗花明 山咲あい

・闇にさらした鉾の先 この中空にかざさんば貫く時を 待ちわびて 嚢中之錐 高橋千佳

・いつか解れてしまうほど そんな柔にはできてない どっちからでも来ればいい 天衣無縫 太田彩乃

・雲を突き抜け空の青 すぐには見えない空の青 雲外蒼天 時は今 君にも見せたい 中島希