オフィより

今春、正式に発足する女子バレーボールのクラブチーム「四国Eighty8Queen」が8日、塩江町の勤労者体育センターで初の合宿をスタート、将来のVリーグ入りを目指し、始動した。
 合宿は選手の現在の状態を把握するとともに、交流を深めるのが目的。昨年11月のトライアウト(入団テスト)などを経て内定した、元Vリーガーや高校生ら9選手が参加した。
 はじめに、監督の米田一典氏が「バレーだけに専念できる環境ではない。ハンディはあるが、選手とスタッフが一体となって地域から愛され、かつ強いチームを築き上げよう」と、力強く選手を激励。各選手は自己紹介を行い、気持ちを新たにした。
 この後、高校生を相手に試合を実施。実戦から遠ざかっている選手も多い中、随所で息のあったコンビや力強いスパイクを決めるなど、貫禄あるプレーを披露した。
 合宿は10日まで実施。期間中、主将を務める吉野信子さん(元トヨタ車体)は「厳しい条件だが、みんなで意志を確認し合い、目標に向かっていきたい」と意気込みを語った。