行きたいなぁ

 JR山陰線、鎧(よろい)−餘部(あまるべ)間の日本海に面した谷に架かる余部鉄橋(兵庫県香美町)の架け替え工事が完了し、12日午前6時半すぎ、新しいコンクリート橋を始発列車が渡った。風速30メートルでも列車の運行が可能となり、昭和61年の回送列車転落事故で、運行可能な風速基準を20メートルに変更したことで相次いだ運休は、大幅に解消される見込み。
 古い鉄橋は明治45年に完成。長さ約310メートル、地上からの高さは約41メートルで壮大な景観が人気を集めた。回送列車の転落事故を受け、国鉄(当時)は運行規制を厳しくしたため、62年以降は列車の運休が相次ぎ、年間平均約120本に上っていた。
 このため、JR西日本は強風でも運行できるよう防風壁を設置した新しいコンクリート橋を鉄橋南側に建設。鉄橋は7月16日に約1世紀の歴史に幕を閉じ、コンクリート橋の工事は今月11日に完了した。
 この日は始発となった浜坂発豊岡行き普通列車に、地元住民や全国から集まった鉄道ファンらが乗り込み、記念撮影をしたり地酒で乾杯したりして開通を祝った。

・旧橋梁は渡った事が無かったので(下からは何回か見たんだけど)、新しい橋は渡りに行きたいな。キハ189系はまかぜが運用開始されたら行こうか。