11日午後2時46分ごろ、東北地方で非常に強い地震があり、宮城県栗原市震度7仙台市宇都宮市で6強、東京都心でも5強など、北海道から九州の広い範囲で震度6弱〜1の揺れを記録した。気象庁によると、震源地は宮城県牡鹿半島の東南東約130キロで、震源の深さは約24キロ、地震の規模を示すマグニチュード(M)は国内の観測史上最大の8.8と推定される。津波福島県・相馬港で7メートル以上を観測するなど、全国の太平洋側のほぼ全域に襲来、最大で10メートル以上に達したとみられる。死者は数百人に上る可能性がある。気象庁は「三陸沖でこれほどの地震が起きるとは想定外だった」と説明している。

・昨日の地震の記事。