炉心溶融

 経済産業省原子力安全・保安院は12日、東日本大震災の影響で自動停止した福島第1原発1号機の周辺で、放射性物質セシウムが検出されたと発表した。保安院幹部は「炉心の燃料が溶け出しているとみてよい」と、炉心溶融が起きたことを明らかにした。原子炉の冷却が十分できなかったのが原因で、原発の安全にとって極めて深刻な事態。外部への放射性物質漏えい確認は初。
 また正門近くの放射線量の数値が通常の70倍以上、1号機の中央制御室で通常の約1000倍に上昇した。

・ついに炉心溶融。でもただちに深刻な事態になるわけではないらしい。