いずも

 6日に進水したのは、海上自衛隊のヘリコプター搭載型の護衛艦「いずも」で、およそ1200億円をかけて建造が進められています。
 6日、建造に当たっている横浜市の造船会社で、防衛省海上自衛隊の関係者らが出席して進水式が行われました。
 「いずも」は全長およそ250メートル、基準排水量およそ19500トンと、海上自衛隊で最も大きく、最大で14機のヘリコプターを搭載できます。
 艦橋を甲板の片側に寄せた空母のような形が特徴で、同時に5機のヘリコプターが発着でき、海上自衛隊では周辺海域のさまざまな事態に対応する能力が向上できるとしています。
 防衛省はこの護衛艦について、「戦闘機の発着は想定していない」として、専守防衛の立場から政府見解で保有が許されないとされている「攻撃型空母」には当たらないと説明しています。
 防衛省では同じ型の護衛艦をもう1隻建造する予定で、「いずも」は今後、装備などを取り付けたあと、来年度末に部隊に配備される予定です。

・戦闘機を積んだら攻撃型空母なのか?という問題は置いておくとして、この大きさでF-35Bを運用したとしても攻撃型空母って言えるほどの攻撃力になるんだろうか?