永遠の0

・本当は昨日の夜に見に行こうと思ってたんですが、昨日はレイトショー値段じゃなかったので今日に。
・正月2日の夜としては結構多めのお客さんではなかったのでは?さすが話題の映画です。
・一番最初のシーンは宮部少尉の特攻のシーン。いきなり泣ける。
・原作通りに進めると全然時間が足りないので色々端折って有るんですが、姉ちゃんの恋愛事情は総カットになっていました。自爆テロと同じだって言う役目は弟君の友達がやってます。この合コンシーンはなかなか上手く出来てると思った。高山を出すよりよっぽどいい。
・宮部一飛曹が必要以上に戦闘から逃げていたって感じさせる様な話になってるんだけど、原作を読んでた時はここまで逃げてる様には思えなかったけどなぁ。それと宮部少尉の敏腕さがいまいち伝わってこないような…。
・有名熟練搭乗員の名前が一切出てこないのも、宮部一飛曹の凄さが伝わってこない一因かも。まぁ、この映画に名前を出す必要は無いと思うけど。
・軍上層部が兵隊の生命を軽視する体質があまりクローズアップされていない。ここはもうちょっと時間をかけても良い様な気がするのだが、ここに時間をかけるとクライマックスが更に薄くなってしまうから仕方がないのか。
ガダルカナルへの攻撃の過酷さっていうのも最初の宮部一飛曹の「無理だ」発言くらいで、全然伝わってこないし、ガダルカナルの話なんてあっという間に飛ばされちゃったし。ほんまに時間が足りない。
・特攻の場面もあれだと米艦隊上空までたどり着いた特攻機が多かった様に思えてしまう。原作では、アメリカの艦載機に次々と落とされているのに、義務的に次々と特攻させる軍上層部への批判っていうのが有ったと思うのに。
・宮部少尉の特攻が早くなってる?どうも沖縄戦の最中に特攻した事になっている様な…。
大石賢一郎と宮部久蔵の関係が発覚する所も、最後のインタビュー対象の大西がカットされているから、なんかあっさりと分かってしまう。ちょっと興ざめ。
・まぁ、なんだかんだ書いてますが、全編涙無しでは見れない事は確かです。最後の宮部少尉の特攻の場面なんて嗚咽しそうになりますもん。
・それと赤城がすごい。本物かと思いましたよ(笑)赤城の為にもう一回見に行くと思う。真珠湾攻撃もすごいリアルです。
・ラストで三浦春馬君が立ってた場所がうちの近所(守谷第一病院前)だった。