リオデジャネイロパラリンピック、ゴールボール女子で連覇を狙う日本は、準々決勝で中国に3対5で敗れ、2大会連続の金メダル獲得はなりませんでした。
ゴールボールは目の不自由な選手が1チーム3人でプレーし、鈴の入ったボールを相手ゴールへ転がし、得点を競います。
前回ロンドン大会で金メダルを獲得し、連覇を狙う日本の女子は、準々決勝で中国と対戦しました。日本は前半、欠端選手が勢いよく転がしたボールが相手選手の間をすりぬけて先制するなど、立て続けに2点を奪いますが、中国に1点を返され、前半を2対1で終えました。
後半もさらに1点を追加され、両者得点を許さない展開が続き、2対2のまま延長戦に入りました。さらに3分ハーフの延長戦でも決着がつかず、1対1でボールを投げてゴールの数を競うエクストラスローが行われ、日本は1点を加えますが、中国の勢いのあるボールを止めきれず3点を追加されました。結局、日本は3対5で敗れ、2大会連続の金メダル獲得はなりませんでした。
浦田理恵キャプテンは「金メダルを目指していたので結果は悔しい限りです。今は応援してくれた人にありがとうと言いたい。守りの反省も含めて東京大会に向けてまだまだ進化していけると思うので、応援してほしいです」と話していました。
・準々決勝敗退は残念だけど、浦田理恵さんまだまだやる気だ。
