体罰

 熊本県内の小学生のバレーボールクラブの男性監督が、チームの複数の女子児童に体罰をしたとして、熊本県の連盟から最も重い永久追放処分とされたことがわかった。
 処分を受けた男監督「1回手をあげて子どもたちに体罰を行ったという事実はそのまま間違いございません」
 永久追放処分を受けたのは、熊本県合志市教育委員会の幹部職員で、小学生のバレーボールチーム「大津ジュニアバレーボールクラブ」の監督を務める男性(57)。
 熊本県小学生バレーボール連盟によると、今年9月下旬、チームをやめた児童の保護者から、「監督から日常的に暴力や暴言を受けている」と複数の情報が入ったという。
 複数の児童と保護者への聞き取り調査の結果、「平手打ちをされた」「ボールを顔にぶつけられ、鼻血が出た」「叩かれて倒れた後も馬乗りになって叩かれ続けた」などの体罰や暴言を確認したため、連盟側は、体罰や暴言が数年間日常的に行われていたと判断した。
 その上で、今月3日付で、「今後小学生バレーボールに一切携わらない」とする連盟の倫理規定の中でも最も重い永久追放処分とし、あわせて、チームの解散も命じた。
 処分に対し、監督は今年4月に行った体罰について認めた。
 処分を受けた男性監督「相手の子どもさん・保護者の方に申し訳ないという気持ちでいっぱい」
 しかし、体罰や暴言を日常的に行っていたかどうかについては、「聞き取り調査に応じるため」としてコメントを避けた。

・大津JVBCと言えば全国大会ベスト4の実績もある名門チームじゃないですか。そんなチームが解散とは…。
体罰をしないと強くならない、とは思わないけどさ。今は昔と同じ様にはいかないですよ。