春高2回戦の結果

下北沢成徳 2-0 郡山女大附
習志野 2-1 鹿児島女
國學院大栃木 2-0 今治精華
誠英 2-0 西原
東京都市大塩尻 2-0 安来
進徳女 2-1 京都橘
福井工大福井 2-0 米沢中央
大阪国際滝井・大阪国際 2-1 熊本信愛女学院
就実 2-0 高知中央
古川学園 2-0 細田学園
金蘭会 2-0 長岡商
札幌山の手 2-0 富山第一
横浜隼人 2-1 氷上
富士見 2-0 市立橘
旭川 2-0 岐阜済美
宮崎日大 2-0 秋田令和

 男女2回戦が行われ、昨年大会で優勝した女子の古川学園(宮城)が細田学園(埼玉)にストレート勝ち。これが春高デビューとなった渋谷美穂、三浦結衣奈ら1年生たちが躍動し、連覇へ好発進した。6日は3回戦と準々決勝が同日に行われる。
 堂々たるプレーで春高デビューを飾った。大会連覇を狙う古川学園で渋谷がチーム最多13得点、三浦が同2番目の9得点と1年生アタッカー2人が活躍。ともに昨年の全国高校総体や国体を経験しているが、観客も多い大舞台だけに「(コートで)練習を始めた頃は緊張していました」(渋谷)。「すごく緊張して最初はあまり体が動きませんでした」(三浦)と初々しさを見せたが、試合では一変。鋭いスパイクを何度も決める姿は余裕すら感じられた。
 先輩たちの思いを背負う。この一戦のスタメン6人は3年生2人、1年生4人。実力があるとはいえまだ経験の浅い1年生を、コート上ではセッターの照井莉子主将(3年)が、ベンチからは控えの2、3年生たちがそれぞれ支えてきた。三浦が「先輩に『頼むよ』と声をかけてもらって吹っ切れました」と第1Sに6本のスパイクを含む7点を挙げると、負けじと渋谷は第2Sだけで8点を奪う活躍。練習での対戦相手役やサポートなど裏方の仕事をこなしてくれる先輩たちのためにも全力でプレーする。