訃報 サンスポHPより

“オヤジギャル”などの言葉を流行させた漫画家の中尊寺ゆつこ(ちゅうそんじ・ゆつこ、本名小林幸子=こばやし・ゆきこ)さんが31日午前8時45分、S状結腸がんのため横浜市内の病院で死去した。42歳。東京都出身。葬儀・告別式は近親者だけで行う。喪主は夫の小林雅明(こばやし・まさあき)氏。
 小学生のころから漫画を描き始め、1987年に「ビジネスジャンプ」(集英社)で新人賞を受賞。89年から雑誌「SPA!」(扶桑社)で、若い女性の生活をユニークに描写した「スイートスポット」を連載し、脚光を浴びる。中年男性のように行動する若い女性“オヤジギャル”を登場させ、これが90年の流行語大賞の銅賞を受けた。
 主な作品に「お嬢だん」。最近は雑誌などでエッセーを連載。昨年夏から闘病を続けていた。

・びっくりした。