消費者金融の武富士は13日、経営環境の悪化を理由にバレーボールのプレミアリーグに所属する女子チームの活動を、5月の全日本男女選抜大会を最後に終了すると発表した。事実上の廃部で、今後はまずチーム全体の引受先を探す。
武富士は01年に休部となったイトーヨーカドーを引き継ぐ形で創部され、02-03年のVリーグ（現プレミアリーグ）で2位となった。日本代表経験のある21歳の石川友紀ら将来性のある若手が在籍するが、今季は7勝10敗で10チーム中8位と低迷する。
武富士広報部は「こういう経済状況で、消費者金融業界を取り巻く環境も厳しくなった。選手らの受け皿確保に全力を尽くしたい」と説明。プレミアリーグは来季、チーム数を10から8に減らす。武富士の廃部により、下部のチャレンジリーグとの入れ替え戦方法などで調整が必要になった。
・こういうご時世だから仕方が無いんだろうけど、さみしい話やね。引き取ってくれるような企業はもう無いかな。
