解散

 指先ノハクが清水加奈(Vo, G)の脱退に伴い、6月16日の東京・下北沢SHELTERでのワンマンライブをもって解散することを発表した。
 清水は脱退について「20代最後の年になって、さまざまな出来事やタイミングが重なり、わたし自身これからどう生きていきたいかを考えることが多くなりました。次の10年、そしてその先の人生を悔いのないものにするために、わたしはここで、指先ノハクとして歌うことをやめる決断をしました」と説明。それを受けて宮腰侑子(B, Cho)は「私にとって大切な、そしてみんなが大切にしてくれた『指先ノハク』は、加奈を含めて4人じゃなきゃダメなんだなって思いました。これが私達なりの正解であると信じています」と解散を選んだ理由を述べている。
 2008年に前身バンドRADITZを結成した彼女たちは、2011年に指先ノハクに改名した。2015年8月に初の全国流通盤としてミニアルバム「肴〜SAKANA〜」を発売。以降はライブとリリースを重ね、今年3月にミニアルバム「TAMAMONO」を下北沢SHELTERが主宰するレーベルSHELTER UNITEDから発表した。
なお今後、清水はソロ、木村順子(G, Cho)と宮腰と竹内裕美子(Dr, Cho)は3人で音楽活動を行う。

・10年バンドを続けるのはやっぱり難しいんだなぁ。加奈さんが歌わない指先ノハクは指先ノハクではないと私でも思うくらいだから、残った3人のメンバーさんにしてみれば指先ノハクを続けるっていう選択は無かったんだろうな。