春高組み合わせ

「ジャパネット杯 春の高校バレー」として行われる第73回全日本バレーボール高等学校選手権大会産経新聞社など主催)の組み合わせ抽選会が29日、東京・台場のフジテレビで行われ、対戦カードが決まった。
 前回覇者の東九州龍谷(大分)が初戦の2回戦で秋田北(秋田)-富山第一(富山)の勝者と激突。前回準優勝の古川学園(宮城)は誠修(福岡)-日立二(茨城)の勝者と対戦する。
  
 連覇を狙う東九州龍谷、有力選手がそろう金蘭会の下馬評が高い。
 東九州龍谷は身長162センチのエース室岡莉乃主将(3年)ら「春高」経験の豊富なメンバーに加え、大型センター飯山エミリ(1年)ら新戦力が台頭。攻撃力に厚みが増したものの、「自分のチームですら現状が把握しきれていない」と竹内誠二監督。コロナ禍で公式戦が少ない中、試合ごとにどれだけ成長できるかが重要になりそうだ。
 金蘭会は昨年度のユース世界選手権代表が4人そろう。180センチ超えの吉武美佳(2年)、西川吉野(3年)の両エースの攻撃は迫力十分。前回4強に終わった悔しさをぶつける。
 前回準優勝の古川学園も見逃せない。日本代表クラスの跳躍力を持つキューバからの留学生、バルデス・メリーサ(3年)は安定感が増した。前回4強の共栄学園、中学時に全国優勝を経験した選手がそろう文京学院大女も優勝を見据える。

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