今年は北海道総体。バレーボール女子は釧路市です。

・予選リーグ敗退校 健康福祉大高崎、大社、和歌山信愛、盛岡誠桜、明秀学園日立、高知中央、米沢中央、金沢商、熊本信愛女学院、秋田令和、今治精華県岐阜商

 令和5年度全国高等学校総合体育大会バレーボール競技大会(インターハイ2023)女子の競技がスタート。予選グループ戦が8月2日(水)に北海道釧路市などの2会場で行われ、就実(岡山)は福岡女学院(福岡)に2-0で勝利。決勝トーメント進出を決めた。
 就実が、準優勝した昨秋の国体以来で全国大会に登場した。今年1月は春の高校バレーに出場したものの、新型コロナウイルス感染症の影響で試合をすることはかなわなかったチームが、予選グループ戦で力を発揮して快勝した。
 第1セット、序盤は両チームとも硬さが見られるなか、就実は2年生エースの#4福村心優美や#12押川優衣らを中心に攻めて13-10とリードを奪う。15-12の場面で福岡女学院は#10吉田朱李がブロックを決めて追い上げるかに思われたが、就実が17-15から#3髙橋凪のスパイクやサービスエースを含む5連続得点で突き放すと、最後は#4福村がブロック。25-16でセットを奪った。
 第2セット、就実は#4福村のスパイクで先制すると、#12押川の連続得点で4-1とリード。福岡女学院は#10吉田の連続得点で5-4と追い上げたが、就実は7連続得点で主導権を握る。福岡女学院も#2川口和日奈のスパイクなどで追いかけるものの、就実が#3牛田音羽、#5比留間美晴らの多彩な攻撃で第2セットも奪い、ストレートで初戦を突破した。
 3日(木)から行われる決勝トーナメントでは、予選グループ戦を突破した36チームにシードの古川学園(宮城)、金蘭会(大阪)、誠英(山口)の3校を加えた39チームで優勝を争い、5日(土)に最終日を迎える。2日、敗者復活戦まですべての試合が終ったあとにトーナメント抽選が行われる。

 令和5年度全国高等学校総合体育大会バレーボール競技大会(インターハイ2023)女子の競技がスタート。予選グループ戦が北海道釧路市などの2会場で8月2日(水)に行われた。下北沢成徳(東京)は誠信(愛知)と対戦、2-0で勝利し決勝トーナメントに駒を進めた。
 6月に行われた関東大会で優勝を飾った下北沢成徳は、#1イェーモン ミャ、#5後藤ビビアン愛音の両エースと#2河俣心海(183cm)、#10中田藍美(184cm)、#3柳千嘉(184cm)の180cm超えトリオを擁する注目校の一つ。対する誠信は、昨年のU18アジア選手権大会で優勝に貢献したセッター#7吉田紗奈衣を中心としたコンビバレーを武器に東海大会で準優勝しており、実力校どうしの注目の一戦となった。
 第1セット、下北沢成徳は#1イェーモンのスパイクがブロックされるなど3連続失点でスタートしたが、すぐに#2河俣のスパイク、#10中田のブロックなどで追い上げる。そのあとは一進一退の攻防となるが、下北沢成徳が#1イェーモンのスパイク、#11小山明のサービスエースなどで12-8と突き放す。さらにリリーフサーバー#9田中悠花のサーブで崩し、#3柳がクイックを決めてリードを広げる。誠信は#4谷川楓果、#6バリギット ジュリアのスパイクなどで反撃するも届かず、最後は下北沢成徳が#10中田のクイックとブロックによる連続得点でセットを奪った。
 第2セット、下北沢成徳が#2河俣、#5後藤の攻撃で得点すると、誠信は#4谷川、#6バリギットが得点を重ねる。6-5から誠信が#1富田アンナのブロックとスパイクによる連続得点で逆転したが、下北沢成徳も#1イェーモンの連続得点で9-8と再逆転。誠信はセッターの#7吉田がラリー中にも積極的にミドルブロッカーとのコンビを仕掛けるが、下北沢成徳は#5後藤、#10中田のスパイクで14-11と徐々に点差を広げる。24-17と下北沢成徳のマッチポイントからは誠信が追い上げて24-20となるが、最後は#2河俣のスパイクが決まり25点目。ストレートで勝利を収めた。
 3日(木)から行われる決勝トーナメントでは、予選グループ戦を突破した36チームにシードの古川学園(宮城)、金蘭会(大阪)、誠英(山口)の3校を加えた39チームで優勝を争い、5日(土)に最終日を迎える。なお2日は敗者復活戦まですべての試合が終ったあとにトーナメント抽選が行われる。