春高3回戦の結果

就実 2-0 熊本信愛女学院
三重 2-0 八王子実践
岡崎学園 2-1 米沢中央
金蘭会 2-0 都城商
下北沢成徳 2-0 進徳女
共栄学園 2-1 大阪国際滝井
八女学院 2-0 奈良文化
古川学園 2-0 誠英

前回準優勝の大阪国際滝井共栄学園(東京)にフルセットの激闘の末に敗れた。テンポの速いコンビバレーで翻弄し第1セットを奪ったが、第2セット以降は相手エースを止められなかった。前回を超える日本一を目標に戦ってきたが3回戦で敗退。コンビバレーの要となっていたセッターの浜田真友(3年)は「相手が自分たちのバレーに慣れてきたところでリズムを作れなかった。変化をつけていれば」と唇をかんだ。

熊本信愛女学院は3回戦で前回女王の就実(岡山)にストレートで屈した。第1セットは18-25の大差で落としたが、第2セットは一進一退の攻防。18-16でリードしていたものの、8連続失点が響き準々決勝進出を逃した。エースの浦本梨花(2年)は「気持ちで押された。3年生のために(8強入りは)できなかったけど、自分たちのためにはこの試合がいい経験になった」と来年への励みにする。

八王子実践(東京)は三重にストレートで敗れ8強入りを逃した。サーブで狙われた2年生エースの滝沢凜乃がスパイクでも本来のパワフルさを発揮できなかった。第2セット中盤にはベンチに下がる場面もあり「エースとしてチームを引っ張れなかった。エース失格」と悔し涙を流した。最上級生となる来年に向けて「『ここ(滝沢)に上げたら大丈夫』とチームの仲間に頼ってもらえるエースになって、このオレンジコートに戻ってきたい」とリベンジを誓った。